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TOEICのスコアはどういった転職でも有利な「手に職」の一つです

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将来的に「手に職」となる資格を取りたいと考えた場合、どういった資格がいいのか考えた場合、汎用的な資格というのはなかなかありません。

しかし、日本企業でも英語を社内公用語として採用する企業が出てきましたが、転職活動を始めてみると以下のような事態に気が付くと思います。

  • 昇格・昇進にTOEICのスコアが求められることがわかった
  • 転職サイトのスキル欄にTOEICスコアを書く場所があった
  • 希望している企業の応募条件にTOEIC600点以上と書いてあった

2013年の資料とはなりますが、 TOEICが公開している2013年『上場企業における英語活用実態調査』報告書によると、上場企業の約6割が採用時にTOEICを参考にしており、今ではほとんどの企業が英語力の指標として活用しているのが現実です。

2013年『上場企業における英語活用実態調査』報告書から抜粋

ただし転職の場合、採用時に評価される点数のラインはTOEICだと600点以上、TOEFLだと105以上 外資系企業ではTOEICは800点以上を求められる事もありますので、出来るだけ高いスコアが求められます。

TOEICとは?

この英語力を測るTOEICですが、具体的にどういったものなのでしょうか?

TOEICとは、Test of English for International Communication の略で「国際コミュニケーションのための英語力測定試験」を表します。

TOEICでは、聞く・読む力を測るTOEIC Listening & Reading Testと、話す・書く力を測るTOEIC Speaking & Writing Testsにより、4技能(聞く・読む・話す・書く)全ての英語コミュニケーション能力を判定します。

企業で重視をするTOEICのスコアや、一般的にTOEICという場合にはTOEIC Listening & Reading Testの事を指していますので、ここからTOEICという場合はこのTOEIC Listening & Reading Testの事だと思ってください。

TOEICの試験内容

TOEICの試験内容は、以下のようになっています。

  • 問題数200問(リスニング100問・リーディング100問)
  • 制限時間2時間(リスニング45分・リーディング75分)
  • 試験方式 マークシート方式
  • 結果 990点満点(Reading 495点満点、Listening 495点満点)

各パートの詳細

リスニングは、Part 1~4の4パート、リーディングはPart 5~7の3パートに分かれており、それぞれ以下の内容のテストが行われます。

リスニングセクション

Part1:写真描写問題(6問)
問題用紙に印刷されている1枚の写真を見ながら、放送される4つの文を聞いて、写真の描写に最も適切なものを選ぶ問題。

人物や風景の写真が出題される。人物写真は1人が写っているものと、複数の人が写っているものがあります。

Part2:応答問題(25問)
問題文、選択肢は問題用紙に印刷されておらず、1つの質問または文章と、その質問または文章に対する3つの答えが放送されるものの中から、最も適切なものを選ぶ問題。

Part3:会話問題(39問:13セット)
放送される2人または3人の会話を聞いて、問題用紙に印刷された問題文と選択肢4つの中から、最も適切なものを選ぶ問題。

Part4:説明文問題(30問: 10セット )
放送されるミニトーク( アナウンスやスピーチ、電話メッセージなど )を聞いて、問題用紙に印刷された問題と4つの選択肢の中から、最も適当なものを選ぶ問題。

リーディングセクション

Part5:短文穴埋め問題(30問)
英文を読みその空所に当てはまる語句を4つの選択肢の中から、最も適当なものを選ぶ 穴埋め文法問題。

Part6:長文穴埋め問題(16問: 長文4セットに各4問 )
問題用紙に印刷された長文を読み、その空所に当てはまる語句を4つの選択肢 (単語、句、文) の中から、最も適当なものを選ぶ穴埋め問題 。

Part7: 54問(1文書型10セット29問、複数文書型5セット25問 )
問題用紙に印刷された 長文を読み、用意された質問に対する解答として、4つの選択肢の中から、最も適当なものを選ぶ問題。

結果とスコアについて

テスト結果はスコア(得点)で示され、セクション別スコア(満点は各セクション495点)とトータルスコアで結果が示され、トータルスコアの満点は990点です。

スコアは5点刻みで、それぞれのセクションが5~495点の点が付きます。

2019年4月の第239回の結果を見ると、リスニングセクションの平均スコアが327.4点、リーディングセクションの平均スコアが269.5点、トータルの平均スコアが596.9点となっています。

第239回(2019年4月)受験者数:71,227人

TOEICで結果をだすには

TOEICで結果を出すためには、基礎的な英語力をつけることはもちろん大切ですが、自分の持っている力を十分に発揮するためにTOEICの特徴を理解して、TOEICの問題形式に慣れる事も必要です。

また、スコアの低い人から高い人まで全ての人が同じテストを受けますので、英文の難易度は英検1級よりは易しめとは言え、スコアの低い人にとっては難しく感じるかもしれません。

そこで、学習を進める上で意識すべきポイントは下記の通りです。

  • 最後まで解くための時間配分に慣れる
  • すべての問題に必ずマークする
  •  1問に時間をかけない
  •  確実に解ける問題を解く
  • 2時間の集中力を保つ
  •  スコアの取りやすいセクション(Part1とPart2、Part5とPart6)の学習を重点的に行う
  •  パートごとに学習する

TOEICの試験日程と受験料

TOEICの試験日程と受験料は、以下のようになっています。

  • 開催回数:1年に10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月)
  • 開催場所:全国80都市
  • 申し込み方法:インターネット又はコンビニ端末
  • 受験料:5,725円(税込)

実際の受験するにあたっての詳細は、TOEIC公式サイトでご確認ください。

TOEFL

TOEIC以外のテストとして、TOEFLを聞いた事があると思います。

日本国内での知名度は圧倒的にTOEICの方が高いですが、世界的な知名度としてはTOEFLの方が上で、TOEICはあくまでTOEFLから派生したものです。

受験料は、テスト日までの残り日数で異なります。

  • テスト日の7日前まで  235ドル
  • テスト日の4日前まで(オンライン)、テスト日の前営業日17時まで(電話) 275ドル

実際の受験するにあたっての詳細は、TOELF公式サイトでご確認ください。

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