セキュリティ関連の修正が行われたPython 3.8.5が公開

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2020年7月21日にPython 3.8.5が、7月21日にリリースされました。

Python 3.8.5の変更点

Python 3.8.5は、「Python」の公式サイト“python.org”からダウンロードが可能です。

Security content in 3.8.5

Python 3.8.5は、セキュリティ関連の多数の修正があったことで前倒しのスケジュールでリリースがされました。

修正内容の全てはChange logをご覧ください。

• CVE-2019-20907: infinite loop in a maliciously created .tar file
• BPO-41288: segmentation fault during unpickling of objects using a crafted NEWOBJ_EX opcode
• BPO-39603: HTTP headers could be injected through a maliciously crafted method parameter in http.client
• the original fix for CVE-2020-15801 caused a regression in 3.8.4 (see: BPO-41304)

セキュリティ関連の修正は、悪意を持って作成された“.tar”ファイルを処理すると無限ループに陥る脆弱性（CVE-2019-20907）など。

次回の更新は9月中旬が予定されています。

Python 3.9.0のベータ版も利用可能に

Python 3.9.0の最後のベータ版も利用可能になりました。

Python 3.9はまだ開発中で、3.9.0b5は、計画されている5つのベータリリースの最後となります。

ベータリリースのプレビューは、新しい機能とバグ修正をテストし、新しい機能のリリースをサポートするプロジェクトを準備する機会を幅広いコミュニティに提供することを目的としています。

3.9.0b5はこちらから入手できます。

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